東北に旅に出たときの写真です。衝撃すぎた場所です。
駅が丸ごと一つなくなってた。
ベンチが隠すように存在していた。
誰が座るのかな?って考えてみた。
ベンチはここで一人でずっと、前みたいに誰かが座ってくれるのを、
ここから誰かが電車に乗っていくのを待っているんだろうな。
今までずっと見守ってきたんだろうな。
そう考えると涙が溢れてきた。
寂しいよね、悲しいよね、辛いよね、苦しくなるよね。
同じ気持ちになれないことが悔しい。
見て、感じて、考えることしかできない。
想像だけじゃ全然追い付かないよ。
ホームに立ってみて、レールの先をずっと眺めてみた。
きっと風が吹いてたんだろうな。髪の毛を浚うくらい。
強く、強く、これからを生きるために。